Googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part2>ページヴュー・ページ/セッション・平均セッション時間
ディレクターの廣田です。
前回はGoogleアナリティクスの基本用語の『セッション数』と『ユーザー数』について書きました。
まだ見られてない方は下記よりご覧になって下さい。
googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part1>セッション・ユーザー数
前回の『セッション数』と『ユーザー数』はどのくらいの人が来たかという指標でした。
今回の『ページヴュー』『ページ/セッション』『平均セッション時間』は来た人がサイトに来てからの状態を見る指標になります。
ページヴュー
『ページヴュー』はPVと言われる事が多く耳にした方も多いかもしれません。
メディアサイトなどでは『ページヴュー』を重要な指標としているケースもあります。
『ページヴュー数』はサイトのページが見られたのべ数の事です。
ページが開かれた場合や、ブラウザの戻るボタンやキーボードのF5で更新した際にも1ページヴューとなります。
ページヴューのイメージ
ページヴューはサイト内でどのページがよく見られているかを知るための指標になります。
ページ/セッション
『ページ/セッション』は1回のセッションで見られたページヴューの平均です。
ページ/セッションの計測方法
『ページ/セッション』はサイト内の回遊を示す数字となります。
ですので、少ないよりも多い方がいいと言えます。ただ、あまりに多い場合逆にユーザーが目的のページにたどり着けず迷っている可能性もあるので、多すぎる場合は導線やページの見直しが必要です。
各ランディングページから『ページ/セッション』を確認することで、ランディングページの導線を見直すきっかけになります。
『ページ/セッション』が低いページは次への導線が弱い可能性があります。それぞれのページと特性をしっかりと見極めて数値を見る事が大事です。
平均セッション時間
平均セッション時間の説明の前にまずセッション時間の計測方法を説明します。
セッション時間はセッションの開始と終了の差で計算されます。
最後のセッションに関しては時間を計測できないという仕様になっており、セッション時間の算出からは外されます。
平均セッション時間は集計したレポートの期間で全セッション時間をたしてそれをセッション時間で割ったものになります。
平均セッション時間の算出方法
1回のセッションでどのぐらいの時間サイトにいたのかを示し、どの程度ユーザーがサイトに興味を持って内容を見ているかを示す指標となります。
いかがでしたでしょうか。『ページヴュー』『ページ/セッション』『平均セッション時間』について正しく理解いただけましたでしょうか。
サイトに入ってからのユーザーの状態を計る指標ですので、ここから仮説を立ててページの改善にしっかりつなげて来たいですね。
次回は『直帰率』『新規セッション率』について説明をしたいと思います。
基本用語シリーズは次回で最終回となります。
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