Googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part3>直帰率・新規セッション率
ディレクターの廣田です。
気が付けばもうすぐ12月。年を重ねるごとに時間が経過するのが早いですね。
1日1日を大切に生きていこうと思います。
これまで2回にわたりGoogleアナリティクスの基本用語について書いてきました。
今回は最終回『直帰率』『新規セッション率』についてです。
過去2回の内容に関しては下記よりご覧になって下さい。
Googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part1>セッション・ユーザー数
Googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part2>ページヴュー・ページ/セッション・平均セッション時間
直帰率
『直帰』とは1回のセッションで1ページヴューしかない事を表しています。
検索などであるページに入ってきて、他のページは見なかった状態です。
『直帰率』は直帰数をセッション数で割ったものになります。
直帰するという事はどういうことか
1ページだけ見て離脱しているのですからユーザーにとっては「自分にとって役に立ちそうなサイトだと思ったが、内容があんまりだった。役に立たなかった。」という事になります。
ただし、サイトの性質により変わります。1ページ完結のランディングページやメディアサイト、ブログの記事などはそのページで
ユーザーが満足して直帰するケースもあります。
ですので予めページの役割を明確にしておくことで直帰率を見て判断がしやすくなります。
直帰率はどの程度であれば許容できるのか
これはサイトの性質にもよりますし判断が難しいところです。
40%~50%を超えてくるとページに問題があると判断します。
直帰率を改善するにはどうすればいいのか
まずは直帰率が高い原因を探ります。
例えば訪問キーワードを見た時にページに掲載している内容と違うものが多い場合、キーワードとページタイトル、メタタグがあっておらず離脱している可能性があり、ページタイトルやメタタグを見直します。
その他ページが見にくい、次のページへの導線がわかりにくいなど考えられる要素はたくさんありますので、関係者でいろんな仮説を考える事が重要だと思います。
直帰率が改善することで、ユーザーに見てほしい情報まで到達する可能性が上がり、問い合わせなどのコンバージョンに繋がるかもしれません。直帰率の改善にはぜひ取り組んで下さい。
新規セッション率
最後は『新規セッション率』です。
これについてはまずセッションの定義を理解しなければなりません。
セッションについては下記の記事で説明をしていますのでご覧ください。
Googleアナリティクス基本用語の意味を正しく理解しよう!<Part1>セッション・ユーザー数
逆にセッションの事を理解していただければ、新規セッション率に関しては簡単です。
データ集計期間のセッションのうちの新規セッションの割合となります。
認知のための広告を展開したとき新規セッションの割合を確認します。
いかに新規の方がサイトに訪問してくれたが重要な指標となる為です。
この数値は高い方がいいのか?という質問をよく受けるのですが、答えとしてはサイトの性質によります。
リピート商材でない場合は新規をどんどん獲得していく必要があるので高い方がいいですし、逆の場合は低くてもそれほど問題ではないという事になります。
自社のサイトがどういう性質なのかを定義づける必要があります。
いかがでしたでしょうか。
『直帰率』と『新規セッション率』について正しく理解いただけましたでしょうか。
『直帰率』はサイトの中身などを見直すのに重要な要素なのでこの機会にちゃんと理解しましょう。l
基本用語シリーズは今回で最終回となりますが、Googleアナリティクスに関しては今後も書いていこうと思います。
次回のテーマ
次回はお客様からよく聞かれる『Web広告費』について書こうと思います。
弊社ではWeb広告の運用のご相談も多数いただいております。
その中で一番多い質問が『Web広告を始めたいのだけれどいくらからはじめればいい?』という事です。
この疑問にお答えをさせていただければと思います。
では次回もよろしくお願いいたします。
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来年オリジナルメンバーのアクセル・ローズ、スラッシュ、ダフ・マッケイガンというメンバーで来日。
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