ユーザーの心に届けたい!魅力あるページ作りのための「なりきり力」と「おもてなし力」
せっかく興味を持ってもらえても…?
みなさまもご経験あるのではないでしょうか?検索しても、探していようなページが見つからないとか、バナーに興味を持ってクリックしたのに、開いたページが思っていたのと違ったとか…。
せっかくSEOや広告を頑張ったとしても、お客様にがっかりされて、すぐに「戻る」ボタンを押されてしまうようなページでは、せっかくの努力も水の泡ですよね。
思っていたのと違った…を防ぐ3つの視点
ホームページを訪れてもらうのは、自社の商品やサービスを知ってもらう大きなチャンスです。そのチャンスを逃すのはもったいない!
思っていたのと違った…とがっかりされないように、ページ作りのポイントとなる3つの視点を押さえておきましょう。
視点1:誰に伝える?
もっとも大切なのが「このページを見てくれる人は誰か」という視点です。初対面の異性と話すときのことを考えてみてください。相手はどんな人だろうか?家族は?仕事は?何に興味を持っているだろうか?…相手と仲良くなりたいとき、意識的に相手をまず知ろうとしますよね。この「相手を知る」ということが非常に重要なのです。
このページを見てくれる人はどんな人でしょうか?どんなシチュエーションであなたのホームページに辿り着いたのでしょうか?何に困って検索していたのでしょう?
相手を知るためにはいくつか方法があります。実際にその人にインタビューできたら一番いいですが、無理であれば、状況の似ている人に話を聞いてみるといいでしょう。似ている人すらいなければ、最後は想像するしかありません。「このページを見てくれる人はどんな人なのだろう?」を想像し、その人に向けたページをまず作ってみて、反応を見て、トライアンドエラーを繰り返してみましょう。
視点2:何を語る?
WEBサイトは、訪れてわずか数秒で、そのページを見るか見ないかを判断されてしまいます。だから、キーとなるのはページの“先頭”。サイトを開いたときに一番最初に目に入る部分で、ファーストビューとも呼ばれます。このファーストビューでグッと心を掴むのが成功のポイントです。
ここで求められるのが「なりきり力」。先ほどの例でも出した、異性を喜ばせたいときのあなたの行動を考えてください。相手と共通の趣味を見つけたらその話をするでしょう。困っていることがあれば、なんとか相談にのってあげたいと思うはずです。
このページを見る人がもし自分だったら、相手に何を言ってほしいでしょうか。どんな言葉やビジュアルがあれば、グッと心を掴まれるでしょうか。
想像を膨らませ、考えていくと、おのずと語りかけるべき言葉が見えてきます。それは自分が「言いたいこと」かもしれません。自分が言いたいことと、相手が「言ってほしいこと」がぴったりマッチしたら、ページ作りはもう成功したようなものです。
視点3:どのように伝える?
最後に、相手への言葉をどのような表現で伝えるかを考えましょう。ここで必要なのが「おもてなし力」。相手の好きそう〜な写真とか、好きそう〜なデザインとか、クスッと笑ってもらえるような遊び心とか、とことんページを見てくれる人に喜んでもらいましょう。
おいしいコーヒーを探している人が相手なら、コーヒー豆の産地だけでなく、豆選びや焙煎方法など、より深くて詳細な情報が必要でしょう。よりコーヒーを楽しむためのアプリを作ったり、イベントや講習会を企画してもいいかもしれません。
不安を抱えている人が相手なら、自社のサービスで安心させてあげましょう。たくさんありすぎてどの会社を選べばいいか迷っている方には、自社を選ぶべき理由を教えてあげましょう。
常に目線は自分ではなく、相手の位置に置くこと。これが人にモノを伝えるときの基本です。
「なりきり力」と「おもてなし力」を磨いて、魅力あるページを作ってください!
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