ホームページ作りから始まる企業ブランディング2

<目次>

    自分たちは「どんなお客様に」「どう思われたい」のか?
    そのためには「どんな印象」を与えればよいのか?…
    サイトを作り上げていく過程では、このような悩みを経験し、乗り越えるという経験が生まれます。

    このブランド作りのプロセスを経験してみると、
    WEBサイトだけでなく、カタログや看板といった
    それまで気にならなかったツールに違和感を感じるようになり、
    表現やデザインを見直される例がよくあります。

    今回は、建築デザイナーとコラボレーションし、
    社屋のエントランスのリノベーションに取り組んだ事例についてご紹介します。

    サイトのリニューアルをきっかけに社屋をリノベーション!?

    フィガロ技研様は大阪府箕面市にあるガスセンサのメーカーです。
    サイトをリニューアルさせていただいたことがきっかけとなり、
    社屋エントランスのリノベーションのご相談をいただきました。


    リニューアル前

    照明の光が弱く、壁のタイルの色もあって、とても暗いエントランスの雰囲気。
     
    IMG_3991.jpg
    社屋のエントランス部分
    DSCF1218.jpg
    ガラスの向こう側が見えない。
    DSCF1213.jpg
    受付けカウンター


    リニューアル後

    05310070.jpgビル全体にメリハリが出て明るく見える。
    05310075.jpg訪問者に印象良く
    05310049.jpgドアを開けると明るく清潔感のある雰囲気
    05310035.jpg座椅子はセンサーをイメージしています。
    05310025.jpg会社の案内も兼ねたエントランス
    05310094.jpg
    商品も印象良く展示
    05310117.jpg
    周りの小物はフィガロ技研さまがコーディネート
    05310102.jpgカタログも収納可能
    05310103.jpg
    製品開発のこれまでの歴史を掲載
     
     
    エントランスは来客者が最初に足を踏み入れる場所ですので、
    美しさをアピールし清潔感を演出することも大切です。
    「このエントランスであれば、お客様に好印象を持ってもらえる」と、
    魅力を感じてもらうことでブランド力向上につながると思います。
    ホームページと重なる部分がありますよね。


    ◆建築デザイナー  
     プレスケープ代表 石川 仁生さんからのコメント

    【フィガロ技研 株式会社】 エントランスリノベーション
     ガスセンサ業界で優れた技術力を誇るフィガロ技研株式会社の顔であるエントランスにおいて、
     お客様を迎え入れるだけでなく、自社製品の案内機能を併せ持たせるリノベーション。
     
     同社の技術力、製品の精巧、緻密さ、見た目の美しさを表現できるように、
     清白、廉直なラボラトリーのイメージで表現した。
     
     また、機能的で可変性のあるディスプレイ棚兼収納により、
     他所で行う展示会にも使用される製品案内物の展示、保管を同時に対応できるように配慮した。

    前へ

    デザイナーだけに任せるのはNG?デザインの善し悪しの判断基準とは。

    次へ

    ユーザーの心に届けたい!魅力あるページ作りのための「なりきり力」と「おもてなし力」